もともと「自然(じねん)」と言う言葉は、「おのずからそうあること、本来そうあること」という意味でした。
いま、山や木や草花を「自然(しぜん)」と呼ぶのは、そんなものから切り離されつつある現代人の言葉のようにも思えます。
三冊子(さんぞうし)に、「千変万化する物は自然の理(じねんのことわり)なり(万物はみな変化するのであって、それは自然の理である)」とあります。
山河や町の風景、時の流れ、人の心、この世の中に変わらないものなど、何一つありません。だからこそ、その一瞬を大切に生きてゆきたいと思っています。
けれど、その日 印象に残ったことも、一生懸命考えていたことも ふと気が付くと日常に埋もれて忘れてしまいます。
だから面白かったとき、美味しかったとき、楽しかったとき、嬉しかったとき、怒っていたとき、そして忘れたくないとき、私はキィボードを叩きます。 |