| 竿を手にしてから、かれこれ一年半。 |
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いろんなことがありました。
大勢の優しいお友達のお陰で、いつの間にやら揃いも揃った釣り道具。
竿も二本になり、現在足りない物は母のズクと時間だけ。
あ、券も無い(汗)
う〜ん、どこへ行っても川だらけの松本周辺、私の家から徒歩3分で田川、実家から徒歩5分で犀川河川敷。
奈良井川水系と犀川と両方年券を買うほど釣りに行くとは思えないし・・・・・・もったいないし・・・
という事で主婦の計算で考え抜いたのは、犀川大人用年券プラス子供は日釣りで対応という計画。
で、4月某日、早速竿振りの練習に・・・でも、ちょっと川が大きすぎたかな〜↓(汗) |
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あるんだから履いてくれればいいのに、どーしても先割れバカ長を履きたくない子供。
しかし足が小さいので先割れじゃないウエーダーもサイズが合わない。
しかし中学生という微妙なお年頃、気持ちは理解できないでもない。
よし、わかった!釣りは真夏だけにしよう(爆)!
と、いうことで(どういうことで?)私も以前から欲しいと思っていたウェーディングシューズを買いに釣具店に行く。
親子で共用しようと言う計算である。
お店のお兄さんを横に質問しまくりながら30分以上さんざん悩んで、安い・普通・高いの普通よりやや高めのものを選ぶ(と言うかサイズ優先なのでたいして選べなかったけど)。
軽くなってしまったサイフとシューズを抱えて店を出ようとすると
「オクサン、渓流かい?」
と二人連れのちょっと迫力のある(汗)オジサマに声をかけられた。
えっ、えーと、そのぅ、確かに竿は持ってますが・・・・・
「あ、ハイ、竿をいただいたので娘に釣りをさせようかと。」
「今度、子供の釣り大会やるから来てよ!無料(タダ)だから、ヤマメだよ」
『タダ』という言葉だけが鮮明に脳に飛び込んでくるのは主婦の悲しい性である。
「行きます!!(近ければ)・・・・で、何処ですか?」
「鎖川だよ。」
おお、「子供、イワナを釣る」の川じゃないですか!
見ると店の入り口に釣り大会の案内が貼ってある。どうやらオジサマ方、主催者らしい。
「何もわからなくても、スタッフが付いて教えてあげるから大丈夫ですよ」
え、タダの上に先生付き!!??
毎年やっていたんですか??全然知らなかった。
とにかく先生付き、という所が私にはとっても有難い(涙)
ということで、朝5時に起きて行って来ました釣り大会!子供限定(中学生まで)。
前日の
「オマエ自分で作れ」
「え〜〜〜〜!だって早く寝なくちゃ」
と言う短い会話の後に、寝ぼけながら母が作った仕掛けは4つ。
使い物になるかどうかは現地で実験である。 |

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リリアンにチチワをひっかける子供。手間取っている。
「やって〜」 と言わないだけ良しとする。
さぁ今日こそ、魚のハリも外してね。
エサは冷凍ストックしておいた糸忠さんの上物イクラ、糸は道糸06、ハリス035、
ハリはねこみみさんからいただいたハリスつきのと、
あとは袋から出して収納してあったらなんだかわかんない(爆)
さぁ 仕掛けは母製だから限りなく不安だが、とりあえずターゲットは尺ヤマメだー!?(本気)
地区の育成会で夏にやっていた田川のマスつかみ大会でもそうだったし、釣り大会って言うと放流するのはニジマスなのかな、と思ったがヤマメならとても嬉しい。
釣り残してもこの川にヤマメが増えてくれるならなお嬉しい。
さ〜て、オマエも本気出して夜のオカズを釣ってくれよ!今日はムスコも来るから家族分で最低5本だよ! |
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しかしここで落ち着きの無い母が、小さい子供の放流シーンなんかを他人の親に混じって撮っていたため、場所取りに出遅れてしまいすでに河原は人と竿でいっぱいに・・・ムクレる子供。
なんとか一人は入れそうなところに下りて竿を出す。
隣りの人との間隔は5メートルくらい。
これがなかなか大変。何度も人様の竿と仕掛けを絡ませて、お父さん方に外していただく。(下手に手を出してよけい大変なことになってはいけないのだ)
そこで、右も左も見ずに川だけを見つめる子供の為に、お隣さんがエサを替えている瞬間とか、竿を上げている間に
「いまだ、振れーっ!」
と後から合図をするのが母の仕事となった(周りも見てよ〜・・・)。
しばらくそんなことをしながら後から見ていたら子供、「お、ソコソコ」という場所へイクラを振り込んでいる(ように見える)。
白い泡の切れ目に入れたいけど、右隣にソコを狙っている人がお二人がいて(竿を持っているのはちいちゃい子供だが、狙っているのはお父さんである)とても無理。 |
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子供は対岸のギリギリ、ヨシの茂みの手前を流したいみたいだ。
ギリギリまで行って石の上に乗ったりしている。
しかし、やっている本人はアタリとかわかるのかな?水流なのかなんなのか、目印がひゅっと沈む瞬間があったりするが、見ていてもどっちなのかなかなかわからないもんだ。
と、ほどなくして竿が曲がり水面が波立った!おっしゃぁ寄せろー!っておいおいビヨ〜ンって・・・!?
イキナリ川から引き抜かれて岸辺で暴れているヤマメをタモに入れてやる。
おぉなかなか食べ応えのありそうなサイズじゃありませんか。 目測25センチくらいだろうか。 |
見えないけど入ってます。↓
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・・・どうしたの?早く魚・・・
・・・・なに、やっぱり私がハリ外すんかい!(何のための手袋なんだか・・・)
そしてしばらくして、同じようなサイズのが釣れた!
お隣さんもけっこう釣れているようだ。
なんだか釣り堀みたいだな。こんなに釣れるもんなの?釣り大会って。
よし中学卒業までは通うぞ!この釣り大会!でも中学生って他に二人くらいしかいなかったんだよね・・・
可哀想にタモの中でなく河原にブラブラと運ばれるヤマメを、自分で外しなさい!と言う私に
「だって早く次、釣らなきゃ!!」
と、なんだかコーフンしている様子の子供。テンション上ってます。今日だけは、良しとしてやるか・・・
そこへ、本日の先生登場。
偶然知り、いきなり参加の大会でプロに教えていただくなんて相変わらずラッキーなムスメである。 |

奈良井川漁協の塩島さん |
釣り大会区間は200メートルくらいかな?
上流部は「釣り教室用」と全くの初心者の専用区になっていて、「子供です。」とか言って竿を持ちそこへ行きたい私。
専用区にはスタッフの先生が常駐し、つきっきりで指導してくださるそうだ。
こんなふうに一人ひとりを周り、丁寧に優しく教えてくださる塩島さん、
「今日一日、この区間は子供専用に開放しているから、午後(釣り大会終了後)ならいくらでも教えてあげられるからね」
へぇ、それなら今よりも川は空くだろうし、では是非お願いしなさい、子供よ。
だって年に一度のこの機会、参加しないなんて本当にもったいない。 |
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それから順調に釣り上げて、都合4本確保。
愛ちゃんからいただいたこの竿、こんなに使われたのは今日がはじめてだわ〜(感涙)
しかし。
・・・根掛りしたり、切れたりと、母製の仕掛けは次々と消え去り、4つ用意してきたのに遂に最後の一つが根掛りし、ハリスで切れてしまった。
「ちょうどよいから、ちょっと休んで仕掛けの作り方教えて貰おうよ」
と二人で堤防に上る。
仕掛けを教えて貰い(と言うよりも作っていただき)川に戻ると、さっきまで居た場所は人が入っていた。
そこでやや上流へポイントを変えて、更に2本追加。 |
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まだまだ行きます!子供、やる気衰える気配は無し!集中しすぎて口がずーっと半開き(笑)。
・・・おぉ?なんだかまたデカイのを引き抜いてるぞ!チョッと待て大丈夫か、竿!(汗)
それをちょうど上から見ていたスタッフの優しそうなオジサマが降りてきてくださって、
「これは良い型だよ、計量してもらうといいよ」とハリを外してくれる。あぁなんて至れり付くせり・・・ |
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朝、放流している時にスタッフの方が「うーん最長は28センチくらいかな?優勝狙ってね」
と言っていたのを思い出し、期待する母と子供。
小さくても25センチ程のヤマメと合わせて合計7本になったので、
「そんなに食べきれないし、もういいか。」と川から上る。
そこでさっきのヤマメを計量してもらったら、28.1センチだった。
おぉ。もしかしてもしかしたら。
・・・しかし上には上がいた。
優勝は30cm超えの男の子。小学校一、二年生くらいか?商品は竿である。良かったね〜。
他にも入賞した子には小学校低学年、保育園幼稚園の子も。ちなみに中学生はいなかった。
入賞はできなかったが結果は大漁で、親子ともども満足である。
さて、オニギリを食べて午後、他に何人残るのかな〜と思っていたら・・・・・
なんと、先生を独り占め!今日も運の良い子供である。 |
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塩島さんの子供の頃の夢は『釣りのプロになって子供に釣りを教える』こと。
卒業文集にそう書かれたそうだ。
夢を叶えるって難しいことだけど、子供の頃のまっすぐな気持ちを忘れずにいたい、
そう思わせる優しい先生でした。 |
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ご指導の賜物か、さんざん触られた後の午後の川で更に3本追加する子供。
ここでポイントを移動し、最初に入った場所へ。
午前中に「あそこの泡のむこうの、よどんでる所に入らない?(オマエの竿なら届くかも)」とチャレンジしてみたが、届かなかった所。
かなり遠くて難しそうだが、幾度か指導していただいて二度ほどは届いた。しかし魚は出ない。
その後も塩島さんをはじめお若い先生方にも絡まった仕掛けを解いていただいたり、根掛りを外していただいたり、ハリを変えていただいたりとそれはもう大名・・・じゃない姫君な午後はあっという間に過ぎてく。
朝5時に起きて、8時過ぎから少し休憩を入れただけで3時近くまでずっと竿を離さなかった子供、さすがに疲れて集中力が落ちてきた様子。
随分長い間お世話になってしまった皆さんにお礼を言って、参加者としては一番居残りの親子は川を後にした。 |
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釣ったヤマメは実家でいただくことにする。
一匹、目を引くヤマメがいた。ウロコが細かくて艶々している。色も美しい。
フライ・中骨と皮のから揚げ・塩焼き、老両親もムスコも釣った本人も「美味しい〜!」と全部平らげた。 |
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ゲームをやるなとは言わないけど、釣りをしてみようよ。
子供たちのために時間とお金を使って、こんな機会を設けてくれる大人たちに感謝しよう。
でも案内の後援のところに「松本市PTA連合会」って入っていたけど学校からそんなお知らせが来たことって一度もなかったな・・・
知っていたら去年の大会、絶対に参加していた筈のわが家。
でもあんまり大勢来ちゃうとそれはそれで釣りにならないしな・・・・
今日楽しかったことで総て、良しとしよう。
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