さてここ数年、子供(♀)連れで遊びになんて殆ど行っていなかったひどい親の私。
この連休に釣り竿一本だけ持って釣りに行くと言う、ワガママな川遊びに行って来た。
ひょんなご縁?でお知り合いになった『その筋』のベテランが三人も、子供に付きっきりで釣りをさせてくださるっておっしゃってるのである。
行かないほうがもったいなのである。
当然数日前からムスメにはこんこんと 「いいかい、これで最初で最後の大サービス連休だよ。おまえがこんな豪華メンバーに釣りを教えて貰えるなんてこれが最後かもしれないんだからね。いいかい、しっかり教わっといで、次は無いと思えよ」
…と言い聞かせておきました。
でもここにひとつ問題が。
当のムスメ、カゲロウの幼虫(川虫)を見ては「コワイ・・・」。
釣り堀で釣ったイワナを「触れない・・・」。
え?女の子はそんなもんだって?
アラ私だって昔は女の子。捕まえた虫や魚や爬虫類、拾った犬猫鳥は数知れず。
でも、彼女もホンとにちっちゃい頃は、虫や生き物を怖がるなんてなかった。
だからこれは、その後の環境を作ってやらなかった私の責任かもしれない。
小さい頃から子供が自由にできない、管理されて育つ世の中だからこそ、無理をしてでも、遊びながら小さな虫や土と自然に触れ合える環境を作ってやればよかった。
親の忙しさを理由にしたところで、過ぎてしまった時間は戻らないのである。 |
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と言う訳で、Iちゃんにいただいた愛竿がやっとこさ、初登場。
ベテランさん方はお一人を除きそれぞれお子さん連れで、しかもやっぱり皆6年生の女の子。
…で、ここで驚いたのはベテランさんDさん・Sちゃんのお子さん、さぞや釣りの経験豊富だと思いきや、
「ん〜、川釣り教わるのははじめてかも」。
そうか、こういうのを紺屋の白袴って言うんだな(笑)と、言うことで皆で講習会。
仕掛けも教えて貰ったけれど、どうやら子供たちは皆「???」。
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はるばる京都から夜中に到着したK蔵さんを含めDさん、Sちゃんは前日からヒレピンアマゴにポッテリアマゴにビッグニジマスと、当たり前のようにチャッチャと釣り上げ、その場でチャッチャとエラを抜き腹を出し十二分な食料を確保して午後には納竿。
実を言うとこの日の遠征はいまひとつノリが悪かった娘。
去年、一緒に釣り掘りに行ったとき、無理矢理私にブドウ虫をハリにつけさせられ、それから釣りって言わなくなったのである。
でも!今日は大丈夫!あなたの大好きなイクラだから(食べるなよ)。
この日はベテランアングラーのみなさんから、特別仕様イクラをたくさん分けていただく。
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…ふとみるとオヤ。娘、大ベテランDさんの実地講義をマジメに聞いてる、意外。
しかも数回竿降りを教えていただいたら、けっこういい感じで振ってるじゃん、愛竿を!
…しかも「あ、ソコソコ」という場所を狙って入れてるぞ!?オカーチャンビックリ!
ん?なになに?
「お母ちゃん。…釣り、おもしろい。」ええ!!そ、そんな筈では(汗)。
その後更にK蔵さんのエサ箱をクビから下げてまで竿を振る娘。
…まずい。竿一本しかない状態で渓流釣りになんてハマられた日にゃぁアレとコレとソレと…と頭の中で電卓をはじく私。
その後慣れないお子さん連れ釣行でお疲れが出たお父様方を差し置いて一人で竿を出すムスメ。
…え。何、ナマイキにも場所を移動するだって?それはいいけど…
ギャー、竿を寝かせー!!橋に穂先が当たっとる!!アホンダラ!!
ハ〜・・・ひとつしかない道具は大切にしてね。
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そんな最中にも親はこっちに夢中。
ヤギ焼肉、初めていただいたけど私好み、とてもおいしい。最高!
奈川の旅館のご主人、Sちゃんの味付けもバッチリ。ここで冷えたビールをキューッとできればな…
ん?誰か呼んだ?あ、ウチのムスメか。
「はずして〜」ん、魚!?…なんだ根掛りか。おまえバカ長履きなさいよ。嫌だ?釣り以前の問題が山積みね。おまえみたいなお姫様はもう川に連れてこないよ。
と、人前でいつもの説教をするのも私の優しいイメージがくずれちゃうから仕方ない、今回だけは履くか。
もう何回もすべてのベテランアングラー様方に根掛りをはずしていただいて恐縮していた母(んじゃ、とっとと履いていればいいものを)ここでやっと持参のウエーダーに足を入れる。
以前Oちゃんにいただいたウエーダーがやはり足のサイズが大きくて買いなおしたのだが、私が買える値段相応のコレは、太ももまでしかないのである。
…ウッカリ川でしゃがむとちょっと恥ずかしい濡れ方をするので要注意。
結局ムスメは皆が片付けだした3時過ぎまで、ずっと竿を振っていた。
本人の弁によると、 「食い逃げ2回(アタリのことか?)、ブルブル(これもアタリか?)って言うの2回、釣れたの2回で一回は落ちちゃった(そりゃバラシってやつだね)」フムフムなるほど。
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釣りあげたのはハヤ。おめでとう!
しかしハヤを持とうともせずに
「雑魚だよねぇ。」と言うので、
「雑魚なんて言うもんじゃないよ。おまえがいま釣り上げたのはハヤという名前の立派な魚、100万年早い口聞くんじゃない」
なーんていつものように説教モードになりつつも、
…ねえ、はやくはずしなさいよ死んじゃうでしょ。それ、食べるの?と聞くと 「食べない(そりゃそうだろう、でも冬はおいしいってよ?ハヤ。)…はずして。」・・・・・・。
おまえこれからも釣りしたかったら、努力することと学ぶこと、いっぱいあるよ。 それは私も同じかも、反省をこめて。
釣り教室の終りにムスメが
「お母ちゃん、アマゴ釣ってみたい。」
・・・・。
アマゴ釣りたいより先に、まず生き餌をハリにつけられるようになろうね。
というか仕掛作ってね、自分で。おかあちゃんめんどくさいこと苦手なんだからね・・・。
釣り人への道は果てしなく遠い親子である。
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