悲願の白組優勝(11年振りだそうで)
2006.09.16 Saturday

 昨日は雨。

 明日も雨の天気予報をテレビで確認する朝。

 運動会開催の空砲が鳴り、ああ、助かった。と胸をなでおろす私。

 なぜなら、延延期で連日弁当にならずにすんだからである。
 水溜りのグラウンドに砂を入れ必死で均してくださった先生方のお陰で、雨続きの中、なんとか練習ができた子供たち。
 盛り上がっているうちにやっちゃいたいものねえ。


 今年は朝からムスメの学年の競技があり、毎年ノンビリ出発のクセがついた母は必死でチャリンコを漕ぐ。

 早速、短距離走のゴール付近にカメラをぶる下げ近づくと、同じ町内の支部長さん(男の子3人のお母さん)が「場所取りするならお先に」と場所を譲ってくれる。
 そうか私のほうが先か、今ごろ来てすんません。ありがとう!

 お礼を言って、父兄のための「ゴール近づきすぎ防止ロープ」の最前列に陣取る。

 いい?かけっこ・短距離走じゃね、この場所で無いと写真(ビデオ)なんて撮れなくってよ。
 でね、最前列を取れたら、必ず、腰を低くしてしゃがむのよ。
 その後にお母さんたちが立ち、更にその後に背の高いお父さんが立ち、更に更にその後には3尺〜5尺の脚立に乗ったお父さんがいるんだから、もちろん皆さんカメラやビデオを手に持ってね。

 陣取ったらボーっと待ってちゃダメよ、子供の順番が来る前に、ヨソのお子さんでピントを合わせておくのよ。
 走ってきたら何も考えず、連写するの、今何位なんて考えてる暇は無し。

 でもやっぱり、5人で走ったウチのムスメ、5位だったけど(涙)。

 「なんだか私、今年は準備体操(開会式の後)でもう泣けてきた」と隣のお母さん。
 …早いね。ああ、そうか一番上のお兄ちゃんは今年が最後だね、組み体操は毎年泣けるよね。


 高学年になってくると短距離走も走りっぷりがいいし、騎馬戦に棒倒しと、迫力のある競技になるので親も、燃える。
 騎馬戦はカメラを構えていたので冷静だったが、よそのお子さんしかいない棒倒しは
 「イケー!!ウヒャーっ アーッ!!!コラぁッ」と周りのお母さんと共に(当然白組は白組で固まるわけで)絶叫しながら見つめるのだ。

 …ああ、なのに。
 わが子のいる白組は両方、負け(泣)。
 「白組は勝た(て)ない」というジンクス(歴史??)がわが小学校にはあるらしい。

 うーん、勝った年?ここ数年、記憶に無いねえ。と隣のお母さんが話してくれる。
 ちょっと前一週間熱を出し休んでいたムスメ、「運動会の練習、どうしよう。勉強遅れちゃうよどうしよう」とは一度も言わなかったが

 「お母ちゃんフォーメーションの練習、できてないよどうしよう。」とひたすら金管の心配だけ、していた。
 …なんとかなるズラ。がんばってね。

 一度担ぐと楽器の重さで自力ではベルトに付けた肩パット(タオル)の調整ができないので、子供たちが始まりを待つ出発地点で、いつでも手を貸してやれるよう待機する私。


 肩を気にしてもじもじしているムスメ。

 やはり位置が合わないんだな…直してやりに行こうと一歩踏み出すと、なんと、ムスメはこちらも見ずにチューバを担いだままひょいと腰を曲げて器用に屈み、楽器を逆さにして足の上に当てて置き、ベルトに余裕を持たせて肩当てパットを自力で直し始めたではないか。

 それも何度も繰り返し微調節しとる!!

 いつの間にこんな技を身に付けたのだ…この時まで知らなんだ。

 そうか…ヘタに手をだしてはいかんのだなあ。

 人間、困らないと発想は浮かばないのである。

 子供は限界まで見守るべきである。

 母親は手を出しすぎていけない。つくづく反省させられた衝撃的な(オーバーだな)光景だった。


 …ほんの数日の練習期間、しかも校庭は殆ど使えなかったというのに、子供たちはちゃんとグラウンドを一杯に使ってステップを踏みながら演奏している。

 オヤスミが長く先生方には心配していただいたが、ムスメもちゃんと付いて行っているのでホッとした。

 弁当の写真が無いのでこの日の朝ごはん↓例によって鮭豆(豪華・オニギリのタラコの残り入り)ごはん
 今年もかー…というなんとなくアキラメの空気の中、赤組リードのまま競技は進み、ムスメの学年種目に。

 敵に邪魔されながら、時間内にどれだけ米袋を運搬できるかという競技らしい。

 おお!確実にあわてず急がず米袋を運搬しているぞ、ノンビリしたムスメ。
 時間は限られているのに(涙)…でも、見ていると足の速い子のほうが袋を落とし敵(カラスの扮装をした赤組)に奪われている。

 一枚だけの新聞紙の両端を2人で持ち、その上に風で飛びそうなくらい軽い(見た目だけは20キロ入りの)米袋を置いただけなんだから、そりゃあ、早く走れば袋は勢いで舞って行くわけだ。
 よしよし!!スローペースが吉と出る競技もあるんだな。
 …あれ?白、2戦とも、勝ったじゃん!!

 それからメイン・イベントのリレーも白組がなんと1位2位、
 シメの大玉送りは惜しくも引き分けだが得点を追い上げ、結果なんと、11年振りの白組の勝利となった。

 まさかの優勝?に白組の子供たちも親たちもキャーキャーなんである。


 あ〜、いい気持ち。やるからにゃあ、やっぱり、勝たなくちゃね。
あたりまえの日々
じねんのことはり