人の情けが身に沁みる
2006.03.09 Thursday
 ここのところ、色々大変なことが続いた。

 ずっと元気で今年は皆勤賞かと思っていた子供が、ひどい咳で学校を長く休んだり、他にもプライベートでしんどいことが多くて、そんなこんなで私もテンションが下がりまくってやっぱり風邪をひいてしまったらしい。

 子供の風邪は峠を越えたようだが、今度は私だ。咳がひどい。…繰り返す子供の通院でもう医者は嫌になっちゃって、仕事はしなくちゃいけないし、自分は行かずに放ってある。
 
 そんな時、年長のお友達、というか師匠というかお知り合いというか、作家のIさんが「お仕事はお忙しいですか。ちょっと寄らせていただこうと思いますが、お子さんの風邪はなおりましたか」とメールをくださった。

 「それが今度は私が咳がひどくて…」と返信すると
 「私は風邪に弱いのでお邪魔はしません(この言い回しはウケた)、では何か元気の出るものを玄関に置いておきましょう」と返事が来た。

 あいにく、具合が悪くても、取引先に呼ばれればカラダが動く限りは出て行かないわけには行かず、私はこのとき外出中だった。
 「ありがとうございます、でもどうぞ、お気遣い無く」と返信して帰ってみると玄関に西友の袋がふたつ。
 …オレンジ、おひたしやサラダ、アジフライなどのおそうざい、なんとなんと寿司!そしてチンゲンサイ、春菊など青菜も入っている。

 このIさん、男性だが、長いことお一人でお子さんを二人育てられただけあって、この青菜という選択がさすがである。
 具合が悪いと買い物も面倒で、青菜系が無くて買いに行かなければと思っていたところだったのでとても嬉しい。ケチケチしてふだんは買わないオレンジも大袋で…嬉しい。

 寿司は子供が大喜びだろう。今晩夕飯の支度をしなくて済みそうだ。


 こんな時は人の情けが本当に身に沁みる…一回夕飯の支度をしないで済むだけで、どんなに休まるだろう。

 やはり、苦労してらっしゃる(のではないかと思われる)Iさんならではのお心遣いで、涙が出るほどありがたい私だった。
あたりまえの日々
じねんのことはり